Karimoku New Standard (KNS:カリモクニュースタンダード)とはどのようなブランドなのか?

Karimoku New Standard (KNS:カリモクニュースタンダード)とはどのようなブランドなのか?


KARIMOKU NEW STANDARD / カリモクニュースタンダードは、日本の木製家具メーカーであるカリモク家具が2009年にスタートした家具ブランドです。

カリモクの職人が培ってきたユニークな視点と、国内外から選ばれた有数のデザイナーたちの先進的なアイデアを融合し、日本の家具デザインの新たなスタンダードとなるべく取り組んでいます。

カリモクニュースタンダードは、以前は主にチップとして使われていた広葉樹(カエデ、クリ、ナラなど)を使用し、その価値を生かすことに注力しています。

素材の選定から製造プロセスに至るまで、高品質を追求し、広葉樹の持続可能な使用、森林保護、地域経済の振興に貢献しています。カリモクは木製家具メーカーとしてどのように貢献できるかを探求し続けており、カリモクニュースタンダードを通じて木材の潜在的価値を再評価し、その持続可能な利用を促進しています。

 

カリモクのはじまり

カリモクのはじまりは、江戸時代から続く材木屋を加藤正平が引き継ぎ、愛知県刈谷に小さな木工所を創設した1940年に遡ります。

カリモクは様々な木製の部材などを作る中で技術を蓄積し、1960年代に木製家具の オリジナルラインの製造を始めました。それから数十年をかけて木材の産地に拠点を作り、技術やテクノロジーの開発を広く進めてきました。資材の調達から製造、販売までを一貫して自社グループ内で手がける独自の体制は、世界にも類を見ません。また、大規模かつ高度な生産設備の技術と職人の技を融合させる「ハイテク&ハイタッチ」というコンセプト、さらには国内全域をカバーする販売とアフターケア体制。品質第一を心がけ実践を重ねてきたカリモクは、80年の年月をかけて日本有数の木製家具メーカーの一つとして発展しました。


先進的なアイデアと優れた製造技術を融合したブランド

日本の木製家具メーカーであるカリモクが2009年に設立したKarimoku New Standardは、先進的なアイデアと優れた製造技術を融合したブランドです。カリモクの職人が培ってきたユニークな視点と、国内外から選ばれた有数のデザイナーたちが手を組み、Karimoku New Standardは日本の家具デザインの新たなスタンダードとなるべく取り組んでいます。



国内外の代表的なデザイナー

  • ビッグゲーム(BIG-GAME)
  • ショルテン&バーイングス (SCHOLTEN & BAIJINGS)
  • クリスチャン・ハース(CHRISTIAN HAAS)
  • ゲッケラー・ミヘルス(GECKELER MICHELS)
  • モーリッツ・シュラッター(MORITZ SCHLATTER)
  • イェルク・ボナー(JÖRG BONER)
  • ナタリー・ドゥ・パスキエ(NATHALIE DU PASQUIER)
  • カリモクデザインチーム(KARIMOKU DESIGN TEAM)
  • ダヴィッド・グレットリ(DAVID GLÄTTLI)



森から工場、生産工程すべてにおいて高いクオリティを追求

Karimoku New Standardは、森から工場、そしてその先まで、生産工程すべてにおいて高いクオリティを追求しており、そのアプローチは素材そのものから始まります。

 

Karimoku New Standardが使用している木材は、主に北日本を原産地とする広葉樹(カエデ、クリ、ナラなど)で、これまでは主に紙パルプ原料のチップとしての利用が多く、広葉樹が持つ本来の価値に比べてあまり有効な利用がされているとは言えませんでした。広葉樹のサスティナブルな活用、さらに森林保全や林業地域の活性化といった日本の森が抱える問題に対し、木製家具メーカーであるカリモクには何ができるだろうか?どうあるべきなのか?家具が生まれるまでのどのプロセスにおいても、常にこのテーマに立ち戻り考えています。


日本を代表するカリモク家具の職人の技

カリモクは江戸時代より遡る歴史のある会社であり、職人の技術のこだわりに対しては洗練されたものづくりの考え方があります。

「ハイテック&ハイタッチ」というコンセプトです。

それは機械が優れている部分は機械が作り、人の手で作るのが優れている部分は人の手で作る、という意味合いです。

実は歴史があるという意味で言うと伝統的な作り方もありますが、業界の中では世界でも最先端の技術を取り入れていると言うところにもあります。それで初めて複雑な作業工程の自動化は機械に任せ、最後の手触り感や透明感を出すための施しを職人の手で行う。そのようなこだわりを持っています。



それぞれのデザイナーのコンセプトとカリモクの職人が共同で作り上げたシリーズ

カリモクニュースタンダードは、カリモクの職人が培ってきたユニークな視点と、国内外から選ばれた有数のデザイナーたちが手を組んで作られたブランドです。その商品開発の手法としては、デザイナーと職人が協力し物事を進めるアプローチの方法をとっています。

シリーズ一覧 

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まとめ

Karimoku New Standard (KNS:カリモクニュースタンダード)のご紹介でした、最後までお読みいただきありがとうございます。

 

日本を代表する木工家具のひとつ「カリモク家具」が、日本の森林を再生復活させる為に始まった企画。一流のデザイナーの手を借りて、新しいスタンダードになる家具を生み出しています。

そのような背景を知って、使い続ける事にも意味があるのではないでしょうか?
モノがあふれる時代だからこそ、意味のある、ストーリーのありモノを選ぶ事が大切なのではないかとFELICEは考えています。FELICEのコンセプトにも合ったブランドだと思います。

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