広松木工とは? ナチュラルスタイルの先駆者である人気国内家具メーカーを解説!

広松木工とは? ナチュラルスタイルの先駆者である人気国内家具メーカーを解説!

こんにちはFELICEオンラインです。

国内でも人気の家具メーカー広松木工について解説していきます。国内の家具産地のひとつ、大川を代表する家具ブランドを、ぜひ知って頂ける機会になればと思っております。

広松木工とは?

家具の産地・福岡県大川市に拠点を置く1950年創業の家具ブランドです。

「自分達が良いと思うもの、美しいと感じるものを作り続ける」という信念のもと、家具から生活雑貨までを幅広く手掛けています。

背景としては19世紀アメリカのシェーカー家具の影響を受け、その考え方を継承しているため、流行にとらわれない普遍的で飽きのこないデザインの製品が多いのが特徴と言われております。

無駄な装飾は排除し、機能性を徹底的に追及する。

日本国内はもちろん世界でも評価を受け、イギリス王室ご用達の百貨店・ハロッズへの納入実績もあります。

洗練された家具が、多くの人を魅了してやまない実力派ブランドです。

広松木工の代表的なデザイナー「森 宣雄」

広松木工の代表的なデザイナーである森 宣雄さんの出会いは1985年、当時広松木工が大川市の展示会(九州)出店したのを受け広松社長自らがデザイン家具の聖地であるミラノの展示会へ一人で出向き、デザインが重要と認識した頃でした。

そこで初めてシェーカーシリーズの開発を行い、今の広松木工の原点ができました。

シェーカーデザインはの特徴は「シンプル」「ナチュラル」「機能的」としており18世紀後半から20世紀初頭のアメリカで生まれました。機能性を追求した実用的なものでありながら、装飾を削ぎ落した中から生まれた機能美が洗練されたフォルムを描き出しています。

原点であるシェーカーを作ったその後もSHIRLEY・ANIMA・FREX・GALA・VERA CREPAと様々なブランドを手掛けていきました。

 

家具作りのコンセプト

広松木工のアイデアは、シンプルでありながら自然で機能的なものです。まさにHPでも謳っている「シンプル・ナチュラル・機能的」です。

このシンプルなデザインは、木材そのものの美しさ、木目や触感などを感じることができ、見て触れることでどこか懐かしい感覚を呼び起こし、使う人々の心に響く家具を提供したいと考えています。


広松木工の特徴(1)様々な人に愛される!デザイン性も機能性も好評の家具

広松木工の家具は、天然木の素材を最大限に活かしたシンプルなデザインが主な特徴です。

そのデザインと機能性は、19世紀のアメリカで流行したシェーカー家具に影響を受けています。そのシェーカー家具は、不要な飾りを極力省き、機能性を徹底的に追求した家具として知られており、その哲学を受け継いでいます。

この家具は、前述でもあったようにその品質とデザインの優れた特性から、イギリス王室ご用達の百貨店・ハロッズにも納入された実績があり、日本国内外で高い評価を受けています。

広松木工の家具は、一時の流行に左右されず、その魅力を永く保ち続け、長く愛用されています。

広松木工の特徴(2)家具選びの後は自分の好みの塗装・加工をお選び頂けます。

広松木工は、木材の素材と雰囲気を最大限に生かすために、主に天然オイル仕上げを採用しています。

この仕上げは、木材に浸透しやすく、木の自然な呼吸を妨げないという利点があります。さらに、この天然オイルはホルムアルデヒド放散等級「F☆☆☆☆」をクリアしており、肌に優しく安全です。

天然オイル仕上げに加えて、広松木工では手入れが簡単なウレタン塗装やアンティーク風の加工、木材の風合いを引き立たせる加工なども提供しており、アイテムによっては、お客様の好みに合わせて家具の仕上がりを選ぶことができます。

さらに、広松木工は家具を長持ちさせるために、メンテナンス用品の販売や天然オイルのメンテナンス講座なども開催しており、お客様の家具を大切に保つ手助けを行っています。

広松木工の特徴(3)「WHITE FUSION」純粋無垢な「白」に映える家具作り

広松木工では創業当初からのコンセプトである”白い背景に映える家具”ということをいまでも大切にしながらコンセプト通りの家具を作り続けています。

広松木工の一番大事にしているスローガンでもある

「純粋無垢で美しい「白」、すべての色の根源である「白」、そんな「白」を背景に美しく存在する家具であること。そして、木の素材と異なる素材との「融合」にはじまり、ひいては空間との「融合」、新しさと懐かしさの「融合」が成立する家具であること。」
と謳っています。

広松木工の木材へのこだわり「オイル仕上げ」

広松木工の素材でのこだわりで大事ににしているのが「長年使っていると素材で味が出る」のというところです。

この「経年変化」を活かしていく為に広松木工では、無垢材の木の質感や特徴を生かした商品づくりを心がけております。そのため多くの商品がこの自然オイル仕上げ(オイルフィニッシュ)を採用しております。

オイルフィニッシュの良さは何と言っても「肌ざわり」です。

無垢材ならではのしっとりとした質感を楽しんでいただけ、さらに奥深い重厚感や木目の美しさを最大限に引出してくれます。

その反面、傷やしみはできやすい仕上げですが、日々のご使用でできる傷やしみは家族に愛されている証です。
定期的にメンテナンスしていただきながら、傷やしみなどあまり気にせずに気軽にご使用ください。

※天然木のため木目、色味など一つひとつ異なります。色味を合わせるために、一部木材に合わせた着色オイルを使用しております。

木材や仕上げについてはこちら

 

木材だけではない、広松木工のオリジナル張地のこだわり

広松木工が手掛けている家具もこだわりを徹底して作られていますが、実は張地にも徹底的にこだわっております。背景は長年 木だけこだわってるのは果たして良いのか?という思いから張地にも取り掛かり始めました。

コンセプトは家具作りの根幹でもある「経年変化」

広松木工はオイル仕上げの家具のように、使い込むほどに馴染み、味わい深くなっていく生地にこだわっており、記事を張っております。

開発に2年かかった究極の張地「ピエトラ」 | Pietra(帆布 綿100%)

 帆布生地を広松木工オリジナルの色で染めて、ストーンウォッシュ風加工を施しています。

ここでも通常は生地の幅が小さいと言われている帆布を手に入れるのも2年を要したと言われています。(6号帆布)

素材は特厚の帆布生地(コットン100%)を使用しています。この生地は、通常のミシン針では針が折れ てしまうほど丈夫な生地で、革の縫製で使うミシンで縫製しています。また、帆布はバイオ素材で作られているため白っぽい線が入っている場合があり、その風合いがまた木にあっているように作り上げています。

ここにまた広松木工のこだわる独特の味と風合いの特徴に仕上げています。

※洗濯機で丸洗いしてご使用頂けます。

 

まとめ

広松木工は素材の質、組み合わせ、厚み、手触りにこだわっており、使い手によって深められる経年変化の味わいを信じ、本当に美しいと感じる家具やスタイルを作ってきました。

また、それが「広松の味」となり「家族の風景」となる家具としてお客様に使って頂きたいという考えを持っています。

FELICEは、この広松木工のコンセプトやモノ作りに共感し、正規販売店として、両店舗合わせて関西では他にない「7design」のソファが展示されています。気になる方はぜひFELICEにご来店くださいませ。

 

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