こんにちは、FELICE オンラインスタッフです。
今回は宮崎椅子製作所でも人気の「No.42」について解説していきたいと思います。ご購入を考えている方へぜひおすすめのコラムとなっております。
宮崎椅子製作所ってどんなメーカーなのか?
宮崎椅子製作所の最大の特徴は「オリジナルデザインの製品づくり」に取り組む、木の椅子専門の家具メーカーです。
創業は1969年に日本の四国の徳島です。
地場産品である「阿波鏡台」で技術を培い、2000年から自社ブランドの椅子づくりを開始したメーカーとなります。
宮崎椅子製作所のモノづくりの根幹は、
【「技術」と「デザイン」を一体にすること】
宮崎椅子製作所では国内・海外の有力デザイナーと職人が現場で手を動かし、一緒に考えるワークショップ方式でデザイン開発を行っています。
詳しくはこちらからご覧いただけます。
No.42 (ナンバーヨンジュウニ)とは?
カイ・クリスチャンセンが1950年代にデザインした椅子の一つで、宮崎椅子製作所の代表的な椅子のひとつでもあります。ハーフアームが特徴で、ゆったりとしたサイズで座り心地は抜群に良いです。作りの難しさの為か、60年代以降、製造されていませんでしたが、2008年に宮崎椅子製作所によって復刻製作が実現しました。
No.42 の特徴、品質は?
「No42」の背の部分は可動式になっており、オリジナルの「No42」はこの部分が弱くよく故障していました。このリクライニング部分を復刻の際に宮崎椅子製作所は見直しました。専用の部品を金属で作り、強度の弱いアンカーボルトだけの仕様から、強度の高い仕様へと変更したのです。
更に、当時のオリジナルは、座面裏のクッション素材に「ウェービングテープ」というゴムの素材を使っています。北欧のソファなどのヴィンテージで見かける製造方法です。当然ゴムですので経年劣化をおこします。
その座面部分を、宮崎椅子製作所は「ダイメトロール」という素材を採用し、通気性と、経年劣化を抑え、座り心地をさらに良くする事を追求した仕様に変更しました。
背もたれの角度が動くようになっている設計は、体にフィットしやすく長時間座っていても疲れにくいとされています。
カイ・クリスチャンセン氏の椅子の設計に対するこだわりの一つとして「人間工学に基づいていること」ということが重要であり、長時間座っていても腰に負担にならない、座りずらくならないなどを最大限配慮しています。
また、その他にも「見た目の美しさ」「使いやすさ」「経済的で」「環境に配慮していること」という部分にも心がけていることから、椅子職人の中からは「木工のマイスター」とも呼ばれております。
更に、宮崎椅子製作所により製造されている証として「MIYAZAKI CHAIR MADE IN JAPAN」とソファの裏に焼印がなされています。また、KaiKristiansen(カイ・クリスチャンセン)が「正式に認めた椅子」という証に全ての椅子には彼のサイン入エンブレム(シリアル番号入)が取付られています。
デザイナーについて (カイ・クリスチャンセン)
No.42(ナンバーヨンジュウニ) |
まとめ
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
今後のダイニングチェアを選ばれる際に是非こちらの「No.42」もご検討いただけると幸いです。
人間工学に基づいた設計になっており、FELICEでも「座り心地・デザイン性」ともにトップクラスの人気を誇る椅子となっております。
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