広松木工と未来への取り組み
木工で作られる家具メーカーはどこも必ず考えて行かなければいけない分野です。
家具メーカーとして、自然の恩恵を受けてきた広松木工にできること。
それは、地球環境と未来に対し、やさしい目を向けていくことだと広松木工は考えています。
広松木工では、適切に管理された木材を使って家具を製作しています。
その木材の一つひとつが永い年月をかけて育った貴重な資源であり、広松木工はその木材から家具を生み出すだけでなく、その過程で生じた“端材”も無駄にすることなく最大限に活かす取り組みを行ってきました。
この取り組みの中で「SONOビーンズ」「SONOクレイ」といった端材を活用した製品が生まれ、この度その売上げの一部を、森林保全団体である「more trees※1」や、世界中の子どもたちの命と健康を守る「日本ユニセフ協会※2」に寄付をし、地球と未来を守る活動へ支援する取り組みを開始しました。
more treesについて
一般社団法人more trees(モア・トゥリーズ)は、音楽家・坂本龍一が創立した森林保全団体です。加速する森林破壊と地球温暖化の危機的状況に行動を起こすために、坂本龍一、細野晴臣、高橋幸宏、中沢新一、桑原茂一の5名が発起人となって、100名以上の賛同人とともに2007年に設立されました。
地域との協働で森林保全を行う「more treesの森」の展開、国産材を活用した商品やサービスの企画・開発、セミナーやイベントを通じた森の情報や魅力の発信など、「都市と森をつなぐ」をキーワードに「森と人がずっとともに生きる社会」を目指したさまざまな取り組みを行っています。
広松木工と未来への取り組み
広松木工はこれまでも、自社で開催したチャリティーオークションを通じ、児童施設や被災地復興へ支援を行なったり、震災後のお客様に向け、家具修理チームを派遣するなど、広松木工が出来ることから、少しずつ支援活動に取り組んでいます。
今後も広松木工が出来ることとして、世代を越え使い続けることのできる家具づくりを目指すとともに、持続可能な社会の実現を目指し、様々な形で支援活動を続けてまいります。
※1 端材を活用した商品売上より、年間30万円を森林保全団体more treesを通じて寄付しております。
※2 端材を活用した商品売上の20%を、公益財団法人日本ユニセフ協会を通じて寄付しております。